雪組シアターオーブ公演「20世紀号に乗って」感想。雪組はスゴイ!!✨

こんばんは、あさがおです。

 

20世紀号、乗ってきました!!🚆

いや〜、すごかったです。

これぞ、ブロードウェイ・ミュージカル❗️

だいもん(望海風斗)もきほちゃん(真彩希帆)も、上手いなんてもんじゃないですね。

ファントムを観てた時も、ふと「あれ、宝塚観にきたんだっけ?」って思うくらい本格ミュージカル(自分で言ってて悲しくなりますが)だったけど、今回も何を観てるのか分からなくなるほどでした。

二人とも全力出し切ってる!という感じで、そんな演目に出会えてよかったねぇ😢なんて、誰目線か分からない感慨が。

 

シアターオーブで宝塚を見るのは初めてでしたが、先日「群盗」を観た日本青年館と比べると、照明は明るいし音も良いし、トイレも数多いし、良い劇場でした。

A席(2階)でも、S席(1階)でも観たのですが、A席の方が舞台奥まで観られたし、音響がとても良かったので、私は好きだったかも。

 

 

 

 

とりあえず簡単に一人ずつ感想を。

だいもんは、こんな明るい役を見たのも最後まで生きてる役を見たのも初めてでした笑。

登場シーンから爆笑だし、もう本当に歌だけでなくお芝居も上手いなあ〜!としか言いようがない。

 

きほちゃんは、一人(バックダンサー達はいるものの)で舞台を回す時間がとても長くて、驚きました。

もはや男役トップに「寄り添う」のではなく、「並び立つ」娘役。

彼女自身も、並々ならぬ志と覚悟を持って舞台に立っているのだろうなと感じました。

 

咲ちゃん(彩風咲奈)は、新境地というか、「コメディできるのかな?」なんて心配していたのが馬鹿でしたってくらいに振り切ってて、出てくるだけでつい笑ってしまいました。

全然無理している感じもなかったし、ポテンシャルの高さを改めて感じました

 

翔くんは、個性的な登場人物の中では比較的まとも?な人物で、役のキャラクターについて「挑戦だったな」とか「背伸びだったな」とは思わなかったんですが、タップダンスは素晴らしかったですね。

上半身がリラックスしていて、振りをなぞるだけでなく自分なりの色も出していて、ちゃんと「ダンス」になっていたのは流石だなと思いました。下級生はやっぱり上半身が緊張感抜けてない感じがしましたし、上級生の中でも特に翔くんが上手だったと思います。

 

あーさは、うん。なんかもうあーさは、あの美しい顔にはこだわらない演技をするなというのは、ファントムの時から分かっていたことでした(褒めてます)。

あんだけ美しかったらコメディとか難しいんじゃないかと思いますが、全く心配無用でした。自然すぎて美しいことは忘れてましたね。

ここらで一回2枚目役をやった方がいいんじゃないかと、逆方向の心配が生まれてしまった。

いや、それだけ良かったということです。

 

 

 

 

 

 

そしてそして、そうです!

やはりナンバーワンは、まなはる

真那春人さんですね。

まなはる、好きなんです。

お芝居が毎回とても良いんです。

ひかりふる路の時は限られた出番の中で瞬発力のある演技をされていて、「お姫様にはナイトが大勢ついておいでで〜」ってセリフは、そこだけで「はあ!」って強めのため息が出るほどでした。

今回は、だいもんのマネージャー?的な立場で、あーさと一緒にだいもんに引っ付いていたので、まあ

 ずーーーーーーーーーーーーーっと出ずっぱりです

こんなにまなはるのお芝居を堪能できるとは!

だいもんもあーさも(咲ちゃんは言うまでもなく)ボケ役で、まなはるがツッコミ担当という感じでしたが、間も良いしテンションも良いし・・・

って、好きなのでなんでも良く感じたのかもしれませんがww 

ただ、「あ〜上手いなあ」と思いながら見ていて、ふと

  前に出過ぎないように抑えてる?

とも感じました。

大事なことですけどね。特に、だいきほ咲がテンションマックスで走り回っているので、同じくらいのテンションで、かつ一歩下がったところから支えたりプッシュしたりしないといけない役所だと思うし。

でも、「あ、まなはるが抑えずに全力でやったらどうなるんだろう」ってちょっと見たくなりました。

こう思われたのは私だけではないようで、SNSで同じような感想を書かれていた方もちらほら。

やっぱり思いますよね。

あれだけ皆んなが歯止めなどなく爆走してるとね。

ああ、でも「♪ サイン、リリー サイン、リリー 僕ら幸せ✨」って歌ってた時は、何も考えてなさそうだったかもw

まなはるちゃん、次回はどんなお芝居を見せてくれるのか!

毎回楽しみにしてるんですよ!ほんと!

頑張ってね!

まだまだいてね!!(←ほんとそれ)

 

 

 

 

専科の京三紗さんは、とってもお茶目でした〜。

可愛かった〜。あんなおばあちゃんになりたいです☺️

久城あす君も、控えめなのに最後に笑いを持っていくお役でした。

そういえば、透真かずきさんは最初に笑いを持っていってましたねw

縣千君も、イメージを壊すような面白さで。これからが楽しみ。

ファントムで激推しだった沙月愛奈さんは、今回は歌で笑わせてくれました。もっとダンス見たかった!

 

 

 

 

「20世紀号に乗って」、音楽もとっても良くて、口ずさむと楽しい気分になる楽曲ばかり。

映像化はされないそうですが、CDも出ないのかな?

昔の雪組の「ハウ トゥ サクシード」や「フットルース」も映像化されませんでしたが、フットルースはCDは出ましたよね。

CDだけでも出してくれないかなぁ。

観終わった直後に「もう1回観たい!!」と思える作品でした。

 

 

 

それにしても、ブロードウェイ・ミュージカルをこんなにハイ・クウォリティに仕上げてくるなんて、雪組はスゴイ!!✨

次回の「壬生義士伝」はまた、涙無くしては観られない演目ですが、とても楽しみです。

 

 

 

 

ではでは今日はこの辺で🍀