演劇を守るために。クラウドファンディングやオンライン講座のご紹介✨

こんにちは、あさがおです。

 

全く更新していませんでしたね。

観劇に行っていないから、というのもありますが、前からちまちまと書き溜めてきたものも、投稿するのを躊躇していました。

フランケンシュタインの感想も、音月桂さんについて、上演時から書いては消し書いては消ししているのですが、今はなんだか投稿する気分にならず。

他のキャストさんやアンサンブルの方々についても書きたいと思っているのですが・・・。

劇場が開くようになってから、浮かれた感じで投稿したいなと思っています。

 

 

さて、「演劇を守るために」などと大上段なタイトルを掲げてしまいましたが、今私たちにできることは、不要不急の外出を控えて、感染のリスクを避けることですよね。

それはもう、皆さん、早い方は2月から実践されていると思います。

そして、医療従事者の方々や、スーパーやドラッグストア、運送業などのエッセンシャル・ビジネスに関わっている方々は、不安と疲労の中でなんとか踏ん張ってくださっている。

「自粛」とか「三密」とか、あ〜もう見たくないなぁ、と思うけど、我慢が必要なんですよね。

我慢って、本当の我慢ですよ。

「天気良いし、家にずっといても鬱々とするから、ちょっと公園とかスーパーとか行きたいな」と思ったときに、行かずに止めるのが「我慢」だと思います。

「ちょっとくらい良いか」って行っちゃうのは、残念ながら、今の状況だと我慢できなかったことになっちゃう。本人的には、それまでは家にいたから「我慢してた」って感覚だと思うんですけどね。

気持ちはわかるので、我慢できない人を正面から責めることはできませんが、早く終息させるために、みんながちょっとずつ、3回に1回でも、「本当の我慢」をできたら良いなと思います。

 

 

と、今日は演劇を守るために我慢しましょう、という話がしたいのではないのです。

もっと積極的にできることがある!ということです。

 

本当は、国が活動を自粛している劇場や俳優への補償をきちんとしてくれなければならないと思います。

でも、それは追いついていない、というか(あまり)期待できない。

私たちファンが金銭的に助けられたらな、と以前から思っていました。

そして、最近、いくつか支援の窓口ができてきました。

様々な支援の窓口は、こちら 舞台芸術支援情報一覧  にまとめられています。

「支援を受けたい人」のページを開くと、国や地方公共団体、民間団体が打ち出している支援策がズラッと紹介されていて、要件や支援額などが簡単にまとめられています。そして、そのままそれぞれの申請ページに飛ぶこともできます。

「支援したい人」のページを開くと、主にクラウドファンディングが紹介されています。こちらも、各プロジェクトのページに飛ぶことができます。

 

どのようなものがあるかは、このサイトを見ていただければ分かるのですが、私もこちらのプロジェクトに参加しました。

fanbeats.jp

こちらは、「テニスの王子様」「ロミオ&ジュリエット」などを手がけられた演劇プロデューサーの松田誠さんが発起人となっているクラウドファンディングで、出資金は「既存舞台の映像配信」「今後上演される公演のライブ配信」「オリジナル番組配信」に使用することにしています。

「オリジナル番組配信」で、現在仕事がないスタッフやキャストの方々が、仕事を得られるというものですね。そして、映像配信などは、今後の演劇の在り方、より幅広い収入源を得られる途を模索されるということかなと思っています。

現在、期間限定で俳優さんなどの応援トークライブが配信されています。

出資額は2500円、5000円、1万円・・・とあり、額に応じた返礼品もあります。

ただ、こちらは目標金額の1億円を達成出来なかった場合、出資金は返金され、プロジェクトは始動しません。

現在、5000万円弱の出資金が集まっているようですが、終了日の2020年6月7日までに目標金額が達成できれば良いなと思っています。

 

他にも「小劇場を守ろう」というものもあります。

motion-gallery.net

こちらは500円から参加できるみたいですね。

 

 

あと、これも面白いなと思いました

savethetheatre.zaiko.io

こちらは、個人や団体が過去の映像作品を提供し、視聴者が1作品300円で観ることができるというものです。収益の50%が演劇団体や個人、劇場の支援に、50%が映像提供者に渡ります。

ウィンウィンな感じが面白いですね。

 

他にも色々あります。

 

 

 

 

 

ところで、クラウドファンディングではないのですが、ミュージカル俳優さんたちがエクササイズや歌のレッスンをオンラインで提供してくれるというものもあります。

5月4日から6日の3日間行われているのですが、お値段は4500円です。

4500円で3日間、実際に舞台に立たれているミュージカル俳優の方々と一緒に踊ったり歌ったりできるので、個人的にはめちゃくちゃお得✨と思って参加しました。

oyakomusicalcom.wixsite.com

 

こちら、申込みは既に締め切ったのですが、結構好評のようなので、また実施されるかもしれませんね。というか是非実施してほしい。

初日の今日は、10時30分からミュージカルエアロビクス講座があり、いろいろなミュージカルソングに合わせて体を動かして行きました。

ライオンキングのシンバになったり、アラジンになったり、ジェリクルキャッツになったり・・・とっても楽しかったです。そして、汗だくになりました笑

そのあとは、バレエのエクササイズ。こちらも丁寧に体のどの部位を意識するのか教えてもらいながらのストレッチやバーレッスンで、充実していました。

午後からは歌のレッスンやオンライン・ライブなど、本当に1日盛りだくさんで、楽しめました。

これ、レッスン自体も楽しいのですが、ZOOMのチャット機能でコメントを送ると反応してくださるので、普段は舞台の上にいらっしゃる方々に少し近づけた気分になれたのも、面白かったです。

ミソなのは、あちらにはこちらの映像も音声も届いていないので、恥ずかしくないということです笑

 

 

 

 

公演がない間、俳優さんや劇場を助けられないかな?と考えていらっしゃる方は多いと思います。

クラウドファンディングを目にしたけど、やったことないしどうしよう・・・と迷われている方も。

正直、クラウドファンディングに参加するというのが全てではないと思います。

好きな俳優さんやミュージシャンのグッズや作品を購入したり、お手紙を書いたり、オンラインでレッスンを受けたり。

公演が始まってから使えるように、今はお金を貯める、というのも一つだと思いますし。

お金だけでなく、そういった「何か力になりたい」というファンの思いが、演劇関係者の方々の支えになればと思います。

 

 

 

 

では、今日はこの辺りで🍀