琥珀色の雨に打たれたい*究極のハッピーエンド。
こんばんは。あさがおです。
スカステが9月末からHD放送となり、過去作品が続々と高画質で放送されていますね。
ということで、「琥珀色の雨にぬれて」観ました。
もう、なんと言えばいいのか・・・。
なんて美しいお話なの✨✨😭
はあ〜、もう、私、こういうだいもん、めっちゃ好き!!!
ちょっと、興奮しすぎて文章にまとめられないですが、苦悩するだいもんはとても魅力的。
だいたいいつも苦悩してるだいもん🌀ですが、苦悩の仕方もバリエーションがあるんだなあ。
アル・カポネ、ドン・ジュアン、ひかりふる路・・・(アイウエオ順)どれも打ちひしがれて苦悩してたけど、そう言えば、どれも全然違う仕上がり。
今回も、フィアンセがいるのにシャロンに恋しちゃってかなり苦悩してましたが、なんか、ウブだけどセクシーって感じでした。
「琥珀色」のクロードは、フィアンセに対する後ろめたさからか、あるいは単にピュアだからか、シャロンに対する思いをあからさまには表現しないけど、すごく強い思いを内に秘めていることがとっっっっっても伝わってくる(T ^ T)
そのせいで、観てるこっちはもうキュンキュンしちゃうんだ💕
青列車でシャロンと話しているシーン、オリエント急行の待合室でのシーン、シャロンを見るクロードの目が本当に切ない。
ま〜、それにしてもクロードはなかなかのクズなはずなのに、全くそう感じさせないばかりか、むしろシャロンとの逃避行を心の底から応援しちゃったよ。
だいもん!この野郎!憎い人!!
シャロンは、ともすれば共感されにくい役だし、クロードを愛しているんだかどうなんだか、曖昧な描かれ方な気もするけど、やっぱりきほちゃんの芸達者さと、だいもんの巧さのおかげで、断然シャロンを応援しちゃったし、可愛く見えた。
はあ〜、ええわあ・・・とうっとりしている所に突如現れる星南のぞみの棒読み!!!
やめてええええ!台無しーーーー!
思えば、ドン・ジュアンでもヒロインの彩みちるちゃんが歌いだすたびにズッコケてたけど、今回も星南ちゃんが出てくるたびにお芝居の空気が変わりましたね・・・。
待合室のシーンは星南ちゃんだけ別空間にいるみたいで、ある意味、的を射た演技だったのかもしれませんが。
まあ、どちらもまだまだ若手の娘役さんなので、これから頑張って!本当に!
それにしても、ラストが良いですね。
最近は、くっきりハッキリ白黒付けたストーリーというものが多くて、私もそういうのに慣れてしまってますが、「琥珀色」のラストはとても美しい曖昧さ。どっちつかず。
いや、結論はハッキリしているのかもしれないけど、それをセリフなりで明らかに描かない。
その後、どうなったの?って気になる気持ちもあるのですが
良いんだよ、これで( ̄+ー ̄)
と余韻を楽しめる面もある。野暮なことは言うまい、と。
そうですね。曖昧だけど、「え、結局どうなの?」ってモヤモヤさせはしないんだ。
でも、私たちにはわかるの。2人が選んだ結末が。
それを「汲み取る」、「感じ取る」という見方が心地良いラストでした。
嗚呼、美しい・・・。
それに、あれはある意味、究極のハッピーエンドじゃないかな。
私にはそう感じました。
とりあえず、オリエント急行に乗ってマジョレ湖に行きたいわ💕
ではでは。